将来的なガス冷やSM961 でRAID 0 の事は取り敢えず忘れてw
ケースそのものの製作に入っていこうかと。
メーカー品のPC ケースもそうだが、自作PC 用のケースはほとんどが負圧設計になっている。コレは排気の量のが吸気の量より多い、ケース内が負圧になっている事だ。実際に現状のケースでは、電源部のファン・簡易水冷のラジエーターファン・ケーストップのファンと三箇所全てが排気ファンとして動作している。吸気については、ケースの様々な箇所にある隙間から勝手に入ってくる。一応、フロント部やサイドパネルにはファンが増設出来るようになっており、通常はそれらに吸気ファンを設置するようになっているかと思われる。
ケース内部の熱源からの排熱を効率良く考えると、全てのファンを排気に振った「全排気」が効率が良いのは分かってる。たまたま簡易水冷でCPU の廃熱は効率良くラジエーター経由で排気されてはいるが、通常のトップフローの空冷ファンだとケース内に廃熱を撒き散らかすか、サイドフローでケース後部の排気ファンに向かって空気を流してそこから排気である。グラボも一般的にはケース内に撒き散らかしである。もちろん、PCI スロットカバーから積極的に排気しているグラボもある。
全排気のケースが悪くないのは理解しているのだが、経年と共に欠点が出て来る。それはホコリ対策が不可欠だという事である。
負圧となるケースに吸気するのはありとあらゆる隙間であり、小さな隙間にホコリが貯まると急激に吸気効率が低下する。フロントやサイドに吸気ファンを増設してソコにフィルターを設置するようにすれば、ほどほどのメンテナンスで効率は悪くないがウルサクなりそうでもある。
ファンは同じ風量を得ようとするなら、より大きなファンをより低速で廻した時のが騒音は減る。小さなファンをブン回すよりも大型ファンをユルユルで回した時のが静かだ。じゃあ、吸気に大型ファンをゆっくり回すようにしたら良いんじゃね?って事で設計開始。
一般的にはPC 用のファンは、40mm くらいから120mm までで、最近では140mm ファンもチラホラと。大型ファンとして200mm のも有るが、対応しているケースはほとんど無い。どれも中途半端な感じの大きさがするし、正圧ケースとしてはガッツリ行こうかと思い…
羽根ですwww
40cm という、400mm 超大型ファンw
コレをサイドに設置して、吸気はこのファンってか羽根のみで。
どうみても扇風機の羽根です。ありがとうございましたwww
さて、どうやってコレを設置しようかなぁ…
ともかく、ケースの基準となる寸法が決まったので、この羽根がサイドパネルに納まるケースとなる事と相成った。
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