ネット工作をしてアクセス数を稼いで広告収入ガッポリだぜ!…とかじゃ無く、工作ネット。前回わざわざチーズを切り詰めたのは、こやつの45cm という幅のため。切り詰めずに大きくすると固定方法に更に悩む事になる。0.8mm の亜鉛メッキ線を平織りにした商品で、いわゆる耳の部分、45cm の両端は線材が折り返されているが、長手方向の100cm は切りっぱなし。交差した部分は何も固定されていないので、斜め方向には非常に簡単に変形してしまう。変形を防ぐと共に、ファンガードとして使い易いようにしてみる。
交差部分の固定にホットメルトを使用した。グルーガンとかホットボンドとも呼ばれているが、ホットメルトが一番しっくり来る。コレで羽根より一回り大きく開ける予定の開口部より更に一回り大きい部分をリング状に両面からムニュムニュと接着。中央部は回転軸を通すので、先に組んだチーズ4個に合わせた部分もホットメルトでムニュった。
ファンガードの固定方法は、サイドパネルに塩ビ管をネジ止めするので、一緒に共締めで。外周部のチーズを切り詰めなかったら、対辺のボルト穴に網が届かない。あとは、中央部を四角に、全体を丸く切り出して塗装すれば良いのだが、なんか見た目が汚いし、取り外しの頻度は低いのだが端部が鋭利になるのがやや気になる。
外周部の塩ビ管は正八角形に組まれているので、ヒノキの工作材2mm 厚の15mm 幅を22.5度にカットして木工用ボンドで一周分の正八角形に接着。中央部も45度カットで正方形に。必要な穴あけも済ませておく。重ね合わせてホットメルトが不足する部分は増しムニュ。
図面を貼り付けたサイドパネルの上に、ヒノキで組んだ枠を乗せ、その上にファンガードの工作ネット、さらにガムテープというかクラフト粘着テープを貼って帯状に切り出したコピー用紙を剥離面が下になるように乗せて、ワッシャーを併用してボルトで固定。中央部の剥離面が見えるクラフト粘着テープは、ムニュったホットメルトの気持ち外側の位置に貼ってある。この後で加熱した際に、不必要な部分まで樹脂が拡がるのを防ぐためだ。外周部は元々見えない範囲なのでチョットくらいはみ出ても大丈夫かと。
この紙の上から、アイロンを高温にして加熱、スチームは当然オフ。クラフト粘着テープの剥離面にはホットメルトは接着しないので、熱で溶けたホットメルトの樹脂が木材と強固に接着し、また反対側も樹脂がボコボコしてたのがアイロン面で平滑に仕上がる。不要なネットを切り離して、木材部分をマスキングの上でつや消し黒で塗装。
筺体外側からはネット以外は全然見えないので、全部真っ黒でも良かったのだがなんとなく。このネットはサイドパネルの裏側から、ホコリ除けのフィルタを挟み込んで固定する。
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