2016年9月22日木曜日

Skylake マザーボードのベースクロック

オーバークロックを試していた時の疑問が。

ベースクロック、bclk とかFSB ってのは今までの自分の理解だと、CPU やメモリとかチップセットとかPCI 関連やらとか諸々との通信の基準となるクロックってかテンポってか速さだと。

となるとベースクロックを上げると、CPU の動作周波数だけでなくメモリの動作や周辺も動作が速くなり、足回りが速くなるのだが頭打ちも早く起こり、あまりガッツリとはbclk を上げられない、という認識でいた。

今回、MSI Z170A Gaming M5 マザーボードとi7 6700K CPU でクロックアップを色々試してみた。逓倍のみを上げて取り敢えずは4.7GHz まで上げたが、ベースクロックも変えてみようとしたところ…
元々の100MHz でCPU は逓倍40倍の4GHz、メモリはあえて下げて2000MHz として、そこからベースクロックを105MHz、110MHz、115MHz と上げながら、CPU とメモリは適当に逓倍を下げながら問題無く動作した。アレ?通常はそろそろ問題が出て来るのに…と思いながらも、じゃぁbclk を150MHz、CPU を27倍の4.05GHz、メモリは2250MHz としても動作する???一気にbclk を200MHz、CPU を20倍の4GHz、メモリは2000MHz でも動作?????さらにはbclk を250MHz、CPU を16倍の4GHz、メモリは2000MHz でやっぱり動く…でも不安定。



ベースクロックってなんやねん?

それぞれ、Intel Extreme Tuning Utility でベンチを走らせてみても、いずれも同じような数字しか出ない。じゃあ下げられるだけ下げてみようとしたら、どうやら下限は70MHz らしくそれ以下には出来ない模様。キリが良くなるように、bclk を70.18MHz、CPU を57倍の4GHz、メモリは1965MHz としても、やっぱりIntel Extreme Tuning Utility でのベンチの数字はほとんど変わらない?????

ググってみると、Skylake はベースクロックがCPU とメモリにしか影響しない仕様に変更されたらしい。PCIe とかには一切影響しない模様。かといって、100MHz×40倍の4GHz も200MHz×20倍の4GHz もベンチ上ですらロクに区別が付かない。

それどころか、bclk 150MHz の28倍だと、ソフトウェアによってはCPU 動作周波数が本来4.2GHz なのに逓倍だけ読み取るのか2.8GHz と表示される始末。コレはイロイロ面倒そうなので、結局は初期通りベースクロックは100MHz とするのが無難であるし、あえて変更するメリットも無さそう。

誰かメリット教えてくんなまし。

2016年9月12日月曜日

いよいよ6700K のオーバークロックを試してみる

Skylake 世代のi7 6700K の定格周波数4GHz で当然ながら非常に安定動作しており、CPU 温度もアイドル時で室温プラス2~5度程でストレステストでも50度チョットと冷却も問題無い。FF14 ベンチもソコソコな結果が出てる。

でもねぇ、オーバークロック出来るCPU とマザーボードなので、やっぱりOC やりましょう。

ソフトウェア側からでも良いのだが、UEFI でまずは1割増の4.4GHz を試す。OC 設定でポチポチ数字を上げるだけ。アッサリ動作しストレステストも特に問題なし。

*** 以下愚痴 ***

Powerbook G3 の頃にもオーバークロックを試したんだが、クソ面倒だったのに~
1999年モデルで、Lombard とかBronze Keyboard って呼ばれてた機種。基板上の米粒みたいなチップ抵抗を2つ半田ゴテで取り外して、別の空きランドに半田付けする。コレで400MHz から500MHz にクロックアップしたんだが、どうにも動作が不安定だったんで更に別のチップ抵抗2つを移動して466MHz で安定した。
そういった半田工作無しでお手軽に設定できるのが、便利なんだがなんか納得できん

*** 以上愚痴 ***

さて、4.5GHz にすると若干不安定、キャッシュのみ4.4GHz に落としたら安定度が増すのだが、常用するにはコアも4.4GHz かと。ただ、電圧は一切まだ変更していないのでカツ入れはこれから。

CPU コア電圧を1.3V から0.05V ずつ上げていき、差し当たりは1.4V とやや高めの電圧ながらCPU は4.7GHz で、キャッシュは4.5GHz で行く事に。4.8GHz も動作するっちゃするけど、ストレステストが走らない。もうチョット電圧上げたら通るかもしれないが、とりあえずはコノ辺りで常用とした。
メモリは当初から2800MHz で動作させているがレイテンシは変更していないし、CPU も含めて今後少しずつ煮詰めていこう。



FF14 ベンチはCPU が4.5GHz の時から4.8GHz まで、ほぼ全く変動しない。すでにCPU が処理しきってしまい、いわば遊びがある状態になってしまってる。GPU がGTX 960 というミドルレンジモデルなのではあるが、コチラも少々カツ入れしてみた。もっと上位機種にしろ、は現状無しの方向で。

Zotac のGPU ユーティリティである、Firestorm でイロイロ変更。まだ設定の追い込みはしていないが、まずはこのくらい。



CPU が定格、GPU も購入時のママだとFF14 ベンチが6691 だったのが、CPU を4.7GHz にオーバークロックして7239 に、GPU もカツ入れしたら8145 と、当初より二割以上向上している。




この状態で常用しつつあるが、高負荷時でCPU 温度は60度後半まで、GPU は70度を超える事もあるが、長時間の高負荷では無いので良しとしている。

今後、CPU とメモリ周りの煮詰めもそうなのだが、ベースクロックが不可解な点があるので探して悩んでみようかと。

2016年9月8日木曜日

無事に組み上げ完了 ~ ベンチマークも取ってみる

一通り揃えたなぁ、と書いたが書き漏らしもあったので。

光学ドライブは、最近は外付けのUSB ドライブを前提にしている環境も増え、単体の内蔵ドライブは選択肢が減っている。Blu-ray を見るわけでも無いのでDVD ドライブで良しとした。単なるDVD-ROM ドライブで良いのだが、そんなのは店頭に置いておらずスーパーマルチドライブのバルク品で。型番等は控えておらず、デバイスマネージャーで確認したところ、LG 製の「GH24NSD1」だった。



OS は、Windows 10 Pro 64 bit DSP で。Clip Studio Paint Debut プレゼントキャンペーンだったので、合わせて貰ってきた。
http://www.clip-studio.com/clip_site/promotion/win10


ディスプレイは、元々使っていたBenQ G2000W と今回衝動買いしたLG 27MP38VQ-B のデュアルディスプレイで。
http://www.cnet.com/products/benq-g2000w-lcd-monitor-20-1/specs/



サクサクっとトラブルも無く組み上げ完了し設置したら、ディスプレイケーブルが届かない…というオチは有ったものの、OS からドライバ類のインストールも時間がそれなりに掛かったが終了。


早速ベンチマークを取ってみる。

スクリーンショットを撮り忘れていたのか見当たらないので、再度走らせてみた。
「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド」
http://jp.finalfantasyxiv.com/benchmark/index.html


最高品質である事、デュアルディスプレイである事、バックグラウンドで色々動作している事、などを含めても「非常に快適」である7000にチョット届いてないくらいなので、まぁボチボチ良い感じではある。

2016年9月4日日曜日

やっとこさ新規に自作PC 組み立て

しばらく放置プレイしていたAntec のケースと簡易水冷だが、組み始める事にした。

まずはCPU とマザーボード。

ワークステーションを組みワケでもなく、上を見たらキリが無いし一桁余分に費用が必要なんで、あくまでPC を組む。

って事で2016年6月時点でのパーソナルなベストCPU で、「Intel i7-6700K」に決まり。
http://ark.intel.com/ja/products/88195/


折角のK付き、オーバークロック可能な倍率ロックフリーなCPU なので、もちろんマザーボードもオーバークロックに対応したのに。この世代では、Z170 チップセットがそうなのだが、各社イロイロ出している。

単純に安価に済ませるのでは無く今後数年に渡って不満を少なく使って行きたいので、過剰にならない範囲で先行投資もしたい。
ひとつの判断基準が、M.2 スロットを2基搭載してRAID 0 で起動ディスクにできる事。今回は単にSATA SSD で起動ディスクとするが、いずれ価格がこなれて速度の上がったNVMe M.2 SSD 2台でRAID 0 を組めるような選択とした。

候補とするマザーボードをいくつか検討した上で、通販ではなく実店舗に訪問。
そこで見かけた、CPU と同時購入で割引キャンペーンとかMSI 30周年で割引とかの文字に踊らされ、検討リストにあった「MSI Z170A Gaming M5」に決めた。
https://jp.msi.com/Motherboard/Z170A-GAMING-M5.html

マザボもCPU も決まると、メモリーはサクっと。
CPU を定格で使うならともかく、オーバークロックする時に足を引っ張る事が無いようなホドホドなトコロで、DDR4-2666 あたりでかつ黒と赤がベースなマザボなので映えるような色の、「Corsair CMK16GX4M2A2666C16R」を。コレは8GB が2枚組の計16GB。
http://www.corsair.com/en-us/vengeance-lpx-16gb-2x8gb-ddr4-dram-2666mhz-c16-memory-kit-red-cmk16gx4m2a2666c16r


起動ディスクは、前述のように差し当たりはSATA のSSD で。
イマドキのSSD でSLC は非現実的な価格や容量なのだがTLC は避けたいので、必然としてMLC を探す事に。M.2 NVMe 購入までの中継ぎではあるが、128GB クラスだと不足するかもしれないので256GB 辺りを。価格面で250GB の「Crucial CT250MX200SSD1」に。
http://www.crucial.com/usa/en/storage-ssd-mx200-ja


電源は、当初事務所に転がっていた使われなくなっていた恵安の550W を流用しようと考えていたが、使わなくなった理由が煙を吹いたかも…と言われ急遽手配する事に。
先ほどマザボからCPU やメモリーもSSD も買った店頭に戻りかなりテキトーに探す。ケースが真っ黒だしマザーボードは黒赤なので、銀色じゃ無くて黒色の~、で「Rage Power ATX-1570GB」という80 PLUS Gold 700W 電源を。
http://www.scythe.co.jp/power/ragepower-gold-plugin.html


フルプラグインでは無いが、どうせマザーボードには絶対に供給される事なので。
また後日恵安の電源を検証した結果、発煙もせず問題なく出力はされていた。


グラボはオンボードじゃなんだしなぁ、と思いながらも濃ゆいゲーマーでも無いし。Adobe のソフトウェアは常用するけどもQuadro なんかは手が出ない。またケースが長いグラボが入らないので、短めでゲームも無難にこなせる(漢字で書くと「熟せる」←読めなかった)ってなると、「ZOTAC GeForce GTX 960 4GB」と相成った。
http://www.ask-corp.jp/products/zotac/nvidia-graphicsboard/geforce-gtx960/zotac-geforce-gtx-960-4gb.html


さて、こんなもんで一通り揃えたなぁと帰り際、LG の27インチ液晶が2万円程で並んでた。スペックに不満は無く価格も手頃。店頭デモで見ても綺麗に出てる。ちょいと予定外の衝動買いw
http://www.lg.com/jp/monitor/lg-27MP38VQ-B

2016年9月2日金曜日

絶賛放置プレイ中なのだが

ケースと簡易水冷クーラーが棚の肥やしになっている最中で、富士通FMV を延命するためにテコ入れした。

なんといってもHDD が遅いしガリガリうるさいので、価格もこなれてきたSSD に換装する事に。
2014年の8月頃、128GB SSDが7,300 円程で入手できたので、Cドライブを丸々移動。

「APOTOP S3A 128GB 2.5インチ 内蔵SSD SATA3 6Gb/s」
http://www.apotop.net/en/goods.php?act=view&no=60


いやぁ、PC そのものの起動も、アプリケーションもサクサク立ち上がる。
プログラムとかアプリとか書かないトコロがMac 出身者。


続いて、メモリも増設。512MB 2枚で1GB なのだが、2014年10月頃に「216円」で1GB が売ってた。
ジャンク屋ならゴロゴロあるかもしれないが、新品で佐川急便送料込み、代金引換手数料込みなのに、なぜか216円。

バッファローの「DDR2 SDRAM PC2-6400 1GB D2U800C-S1GEU」
https://www.amazon.co.jp/dp/B00K5MW0VU


バッファローのサイトでは見当たらないので、Amazon サイトで。
残念ながら216円では1枚しか買えなかったので、多分同じトコロで買った人がヤフオクに出してたのを落札。送料込だったので300円弱程で。

なんだかんだと500円ワンコインくらいで1GB を2枚、合計2GB に増設。


更に、グラボがチップセット内蔵のなので、友人が余らせていたグラボを譲り受けた。
今さらなのだが、nVIDIA GeForce 210、512MB
http://www.nvidia.co.jp/object/product_geforce_210_jp.html


3D バリバリ使ったり、ゲームをしたりはしないので。
一応、Adobe のGPU アクセラレーションは効いてるので、画像加工はやりやすくなった。